みなさんは、「ルームシューズ」をご存知でしょうか。
家では何も履かないという方も多いかもしれませんが、在宅勤務などでおうち時間が増加したことに伴い、寒い冬の時期などを中心に人気が高まっています!
とはいえ、まだまだ馴染みがないという方も多くいると思います。
今回は、ルームシューズがどのようなものかを解説するとともに、注意点やオススメのメンズのルームシューズを紹介していきます!!
ルームシューズとは?
スリッパとの違い
ルームシューズとスリッパは、明確に違いが定義されているものではありません。
いずれも室内用の履物、と考えると良いと思います。
その中でも、一般的にスリッパとは、フラットな底にアッパー(足の甲を覆う部分)を付けたもので、つま先や甲につっかけて履くものをイメージされるかと思います。
一方で、ルームシューズは、踵(かかと)を覆う靴のような形のタイプを指すことが多くなっています。
今回の記事では、踵(かかと)を覆う靴のような形のタイプを「ルームウェア」として、解説・紹介していきます。
メリット・デメリット
ルームシューズのイメージを掴んでいただいたところで、メリットとデメリットに分けてルームウェアの特徴をお伝えしていきます!!
メリット
- 冷たいフローリングとの設置面積が減るので、足元の冷えを防ぐことができる。
- 底面のクッションなどの静音性によって、静かに過ごせる。
- 滑り止めが付いているものが多く、滑りにくい。
- 落ちている物を踏んだり、棚にぶつけたりするなどによる、ケガを防げる。
- 汚れや、水虫などの菌がつくことがなく、衛生的に過ごせる。
いずれもルームシューズだけでなく、スリッパにも共通のメリットになっています。
ただし、1と2は、ルームシューズとスリッパとで享受できるメリットに差があります。
1について、ルームシューズは床からの冷えを遮断できるだけでなく、靴のように足全体を覆っていますので、保温性がより高くなっており、寒いシーズンに最適です!
この点がルームシューズにおいて、最も大きなメリットのうちの一つと言えると思います。
2について、アパートやマンションに住んでいる場合、階下への足音が気になることがあるかもしれませんが、ルームシューズやスリッパを履くことで、防音を図ることができます。
また、スリッパといえば、踵(かかと)が固定されていないため、歩くたびにパタパタと音がなるのが特徴ですが、ルームシューズの場合、この音が鳴ることはなく、より静かに過ごすことが可能です!
デメリット
- 保温性が高いというメリットの裏返しで、蒸れやすい。
- 1の結果、ニオイや雑菌が発生しやすい。
- カーペットや絨毯を踏むと汚れやすい。
いずれもルームシューズだけでなく、スリッパでも共通のデメリットといえます。
ただし1について、ルームシューズはスリッパと違い足全体を覆う構造になっていますので、より蒸れやすい可能性があります。
選ぶ際のポイント
ルームシューズを選ぶに当たって、デザインやサイズ、暖かさなどはもちろん重要です。
しかし、その他に見逃しがちな重要なポイントがありますので、そちらを説明していきます。
滑りづらい
ルームシューズにもさまざまなタイプがありますが、底に滑り止めが付いているなど、滑りづらいものを選ぶことがオススメです。
多くのルームシューズにおいて、滑りづらくなるように滑り止めなどが施されていますので、基本的には心配ないと思います。
しかし、滑りやすくなっていると、転倒などによるケガのリスクが高まります。
滑りづらいのがルームシューズのメリットの一つですので、そのメリットが損なわれないよう念のため注意しましょう!!
洗い方
ルームシューズは、蒸れてニオイや菌が発生しやすくなっていますので、定期的なお手入れが必要です。
水洗いできるものが多く、洗濯機で丸洗いできるものもありますが、アイテムによって取扱いは異なりますので、洗う前に洗濯表示を確認するようにしましょう。
特に、底に型紙が入っているタイプのルームシューズは、洗うと型紙がボロボロになり、履き心地が悪化してしまいますので注意しましょう。
こちらは選ぶ際のポイントというより、主に洗濯時のポイントになりますが、洗濯機で洗えるものを購入したいなど、取扱い方法に希望がある場合には購入時に洗濯表示チェックしておきましょう!!
実際にルームシューズを履いてみた
履いた感想
冬はエアコン(暖房)をつけて部屋を暖めても、足元の方は底冷えしてきたりしますよね。
私は、靴下や普通のスリッパは履いていましたが、十分に足元の冷えをしのぐことができていないと感じていたため、それを改善したいと思いルームシューズを購入しました。
こちらはZOZOTOWNで購入したものです。
税込1,499円(53%OFF)でした。
表側生地は中綿ダウンで保温性は抜群、裏側はフリース素材でポカポカ仕様と、期待したとおりの暖かさを手に入れることができました。
また、それ以外にも個性的なマスタードカラーや、スマートなデザインも気に入っています。
靴底はゴムのような素材になっており、滑りづらい点もポイントです。
かなりしっかりめの靴底なので、ちょっとした外履きにも対応可能です。
したがって、絨毯やカーペットの上を歩き回るのは控えた方が良いとは感じています。
足元をオシャレに暖かく、という希望には適っており、個人的には非常に気に入っています!!
注意点
洗濯方法
私のルームシューズはポリエステル製なので、洗濯の際に乾燥機を縮みやすいことから、基本的に乾燥機の使用は控えるべきとされています。
が、ネットに入れて洗濯機で洗ってみた上、乾燥機にもかけてみました(笑)
下の画像は、洗濯機で洗い、乾燥機にかけた直後のルームシューズです。
一度乾燥機にかけた程度では、さほど縮むことはありませんでした!
履いてみた感覚も、洗濯前と変わりありません。
しかしながら、見た目については、多少型崩れしてしまった感はあります。
家で履くものですし、特に気になるほどではない印象ですが、洗濯の回数が重なるにつれて傷んでくることは避けられないと思いますので、その点は「そういうもの」と理解しておくと良いでしょう。
サイズ
私は普段、28cmか28.5cmの靴を履いているので、ZOZOTOWNで「アイテムサイズ:アウトソール28.5」と記載されているのを見て、適当と判断し購入していました。
しかしながら、実際に履いてみたところ、つま先が完全に当たっており少々サイズが小さいように感じています。
履ける範囲ではありますが、正直少し気にはなっています。
ルームシューズは走ったり、長時間歩いたりするものではありませんので、購入時には普段の靴のサイズより少し大きめのサイズを選択すると間違いがないでしょう。
ルームシューズは、走ったり長時間歩いたりするのに使うものではありませんので、購入時には普段の靴のサイズより少し大きめのサイズを選択すると良いと思います。
おすすめのルームシューズ
最後に、メンズのルームシューズを紹介します。
どれも素敵なデザインで、足元を暖かくしてくれるオススメのアイテムです!!
自分用としてだけでなく、プレゼントとしても喜ばれると思いますので、ぜひチェックしてみてください。
TOMMY HILFIGER
アメリカの有名ブランド、TOMMY HILFIGER(トミーヒルフィガー)のルームシューズです。
さすがTOMMY HILFIGER!と言いたくなるカッコよさですよね。
中もボア素材になっており、暖かさにも期待できます。
カラーはレッドだけでなく、ネイビーもありますので、気になる方はチェックしてみてください。
ポリエステル100%素材なので、乾燥機の使用は控えた方が良いと思われます。
PUMA
アウトドアシーンで人気のあったモックシューズですが、近年はタウンユースや、ルームシューズとしても注目されています!
脱ぎ着がしやすく、軽くて歩きやすいのが特徴です。
また、中は柔らかいファーが付いているため、暖かさも魅力!
有名ブランド「PUMA」が手掛けるアイテムですので、品質には期待して良いのではないでしょうか。
ぜひ一度お試しいただければと思います。
ミズノ
スポーツ用品メーカー「ミズノ」のルームシューズです。
中だけでなく外側もボア素材になっていますので、見た目にも暖かくかわいいデザインになっています。
価格も非常にお安くなっています、まず一度お気軽にお試しいただければと思います!
まとめ
今回の記事で、ルームシューズの魅力がお分かりいただけたでしょうか。
寒い冬の時期は、できるだけ体を暖かくして過ごしたいですよね。
おうち時間の増加で、家でより快適に過ごしたいというニーズが高まっています。
体を暖めることで、おうち時間の満足度も向上すると思いますので、その一助となるルームシューズは非常にオススメです!!
ぜひ、チェックしてみてくださいね。